三角形の成立条件とその証明方法について
三角形の成立条件についてまとめます。
三角形の成立条件
正の数a,b,cに対して、
$$|a - b| < c < a + b$$
三角形の1辺の長さは2辺の長さの差よりも大きく、
2辺の和は他の一辺よりも大きいということを意味しています。
また、この式は
$a < b + c$
$b < a + c$
$c < a + b$
と同値です、なぜなら
$b < a + c$より
$b - c < a$
$c < a + b$より
$c - b < a$
これらより、$|b - c| < a$
と表せるからです。
よって三角形の成立条件は
$|a - b| < c < a + b$
または
$a < b + c,b < a + c,c < a + b$
最終更新:2019/6/24