3-1python3のリスト・配列とfor文について
python3の配列・リスト・for文について学びます。
listつまり配列は[]を使って表現し、[]内に数値をいれることにより対象の要素にアクセスすることができます。
以下数値の配列の例です。
# coding:utf-8
numbers = [1,2,3,4,5]
# 初期位置は0
print(numbers[0]) # 1
# -アクセスも可能
print(numbers[-1]) # 5
# list index out of range
print(numbers[5])
配列の初期位置は0で、
-のアクセスの概念があり、-1が末尾になります。
要素外にアクセスすると、list index out of rangeエラーになります
配列には数値以外のオブジェクトも代入することが可能で、
代入するオブジェクト型を統一しなくともエラーにはなりません。
# 配列の中に配列
numbers = [1,"2",["1","2"],4,5]
配列の中に配列が入っている場合、2重配列[][]を使ってアクセスします
numbers = [1,"2",["1","2"],4,5]
print(numbers[2][1]) # 2
繰り返し処理を行うfor
処理を繰り返したい場合、for文を使うことができます。
for文を使って配列内を探索したい場合は、以下のように書きます。
for 変数名 in 配列:
例
for number in numbers:
print(numbers) # 1 2 ['1','2'] 4 5
全てを探索するのでなく、範囲を指定する場合は
rangeを使って表す方法があります。
引数が1つの場合は、i = 0から開始します
numbers = [1,2,3,4,5]
for i in range(3):
print(numbers[i]) # 1 2 3
引数が2つの場合は、始点と終点を示します。
終点は自身を含めない数なので、末尾まで捜査したい場合は
配列numbersの場合5を指定します。
for i in range(1,5):
print(numbers[i]) # 2 3 4 5
引数が3つの場合、3つめの引数はステップ数を表します
for i in range(0,5,2):
print(numbers[i]) # 1 3 5
-表示も可能です
for i in range(0,-10,-2):
print(i) # -2 -4 -6 -8
配列の要素の追加と削除
要素を末尾に追加するには、append(中身)関数を使い、
挿入する位置を指定して、追加したい場合は
numbers = [1,2,3,4,5]
# 0番目に0を追加
numbers.insert(0,0)
# 末尾に6を追加
numbers.append(6)
for number in numbers:
print(number) # 0 1 2 3 4 5 6
末尾をとりだす場合はpop()関数が
値を指定して配列の要素を削除する場合はremove()関数が使用できます。
numbers = [1,2,3,4,5]
# 末尾を取り出して表示する
print(numbers.pop()) # 2
# 値を指定して削除するにはremove()を使う
numbers.remove(3)
for number in numbers:
print(number) # 1 2 4
参考サイト
python公式ドキュメント