気体の捕集方法について

気体の捕集方法についてまとめます。

気体の捕集方法には、上方置換、下方置換、水上置換があり気体により集め方が異なります。

水上置換で捕集する気体

水に溶けにくい気体(中性の気体)は水上置換で捕集します。
覚えなければならないものは

$H_2$,$O_2$,$N_2$,$NO$,$CO$

これらの気体は全て中性です。

st水($H_2$)産($O_2$)地($N_2$)で農($NO$)工($CO$)という語呂があります。

上方置換で捕集する気体

空気の平均分子量は28.8です。
空気よりも軽い気体は上方置換で、空気よりも重い機体は下方置換で集めます。

空気よりも軽い気体の代表はアンモニア($NH_3$)(分子量17)です。

下方置換で捕集する気体

空気空気よりも重い気体は下方置換で集めます。

下方置換で集める代表的な気体は以下になります。

$H_2S$,$HCl$,$NO_2$,$SO_2$,$Cl_2$,$CO_2$

初版:2022/11/6

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