半導体について
抵抗率が導体と不導体の中間を示す物質を半導体と言います。
また、ケイ素やゲルマニウムなどの半導体では、温度が高くなると、自由電子が活発に移動するようになるので、抵抗率が下がります。
この様な物質を真性半導体と言います。
N型半導体
ケイ素にまたは、ゲルマニウムの結晶中に微量のリンを混ぜたもの、 リンの電子があまり、自由電子の役割を果たします。
P形半導体
ケイ素にまたは、ゲルマニウムの結晶中に微量のアルミニウムを混ぜたもの、 アルミニウムの電子が不足して、電子の足りない穴(正孔)ができ、これが正電荷の働きをします。
ダイオード
P型の半導体とN型の半導体を組み合わせてできる、一方にしか電流を流すことのできない物質をダイオードといいます。
一方のみに電流を流す作用を整流作用といいます。
初版:2022/9/12