電磁誘導・レンツの法則

磁場が変化すると、電流が流れる現象
電磁誘導といいます。

この現象をコイルと磁石を持って説明します。

下図のように磁石のN極をコイルに近づけます。
N極からは磁力がでるので、コイルに対して磁力が強くなることになります。

すると、コイルは変化を嫌がり、
N極からの磁力とは反対方向に磁力を発生させます。
この現象をレンツの法則といいます。

N極を近づけた時のコイルのイメージ図

磁力の出る方向を考えると、
右ねじの法則より、下図のようにコイルに電流が流れるようになります。

右ネジの法則により上向きに磁場ができる様子を示したイメージ図

よって、以下のように磁力や電流が流れることになります。

磁石が離れることにより、コイルが上向きに磁場を作るイメージ図

この状態から磁石を遠ざけると、逆の磁力が発生します。

初版:2022/8/31

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