ファラデーの電磁誘導の法則

誘導起電力の大きさは、コイルを貫く磁力線の本数の変化の速さとコイルの巻き数に比例します。
これを、ファラデーの電磁誘導の法則といいます。

n回巻かれたコイルを貫く磁束が、時間$\Delta t[s]$の間に$ \Delta Φ[Wb]$だけ変化した時、
コイルに生じる誘導起電力V[V]は

$$V = -n \dfrac{\Delta Φ}{\Delta t}$$

公式の-表記は誘導起電力が常に磁束の変化を妨げる方向に生じていることを示しています。

初版:2022/9/2

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