ローレンツ力
磁束密度B[T]の磁場の中を、+q[C]の荷電粒子が磁場に対して垂直な向きに、
速さv[m/s]で運動する時、この荷電子に働く力の大きさをローレンツ力といいます。
ローレンツ力をF[N]とすると、ローレンツ力を求める公式は
$$F = Bvq$$
正電荷が運動する向きは電流の向きなので、力の向きはフレミングの法則で求められます。
負電荷の時は、運動する向きと逆向きに電流が流れます。
注意
電荷は磁場と直行する向きに力を受けるので、磁場と電荷の向きが垂直でない場合は、
問題に与えられた角度とsin、cosなどを使って、ローレンツ力を求めなければいけません。
初版:2022/8/31