温度による抵抗率の変化の公式
電気抵抗の温度変化
0[°C]のときの電気抵抗$R_0[Ω]$,t[°C]のときの電気抵抗をR[Ω]とすると、
温度係数$α[1 / K]$をつかって電気抵抗は以下のように表せます。
$$\displaystyle R = R_0(1 + αt)$$
抵抗率の温度変化
0[°C]のときの抵抗率を$ρ_0[Ω \cdot m]$,t[°C]のときの抵抗率を$ρ[Ω \cdot m]$とすると、
温度係数$α[1 / K]$をつかって抵抗率は以下のように表せます。
$$\displaystyle ρ = ρ_0(1 + αt)$$
公式の証明
金属に熱を加え、温度を上昇させると、自由電子と陽イオンの熱運動が激しくなり、
自由電子と陽イオンの衝突回数が増え、自由電子が金属内を通りにくくなるため、
電気抵抗が温度と共に上昇します。
初版:2022/8/26