定積変化の性質と熱量の求め方
定積変化の性質と熱量の求め方について
気体における定積変化とは、気体の体積を一定に保ちながら熱や圧力を変化させる操作のことをいいます。
定積変化における仕事
仕事の定義は、力×移動量なので定積変化においては気体のする・される仕事は必ず0になります。
定積変化における熱力学第一法則
熱力学第一法則
$Q = \Delta U + W_{した}$
定積変化においては、仕事はゼロになるので
$Q = \Delta U$
になることがわかります。
また、式に着目すると、受け取ったエネルギーが全て内部エネルギーになることがわかります。
初版:2023/4/26